
種類の多いガーネットの中で、最も良質とされているのはチェコ、ボヘミア地方でのみとれ、特にボヘミアン・ガーネットと呼ばれています。ボヘミアン・ガーネットは透明度に優れ、澄んだワインレッドの輝きが、人の心を魅きつけてやみません。
ボヘミアン・ガーネットは、産出量が限られているため、品質、細工と共に近年その稀少価値が世界的にますます評価されるようになりました。
ローマ時代には十字軍の護符として身につけられ、又、王家の冠を飾ってきたボヘミアン・ガーネットは、装い新たに現代によみがえってきたのです。


チェコ西部のプラハを含むボヘミア地方は、ヨーロッパの地理的中心地として、常に歴史的に重要な役割を果たしてきました。
ボヘミアン・ガーネットは16世紀より産出され、17世紀には、ルドルフ2世の保護を受け、美しいボヘミアン・カットや意思を爪だけで止める高度な技術が完成されたのです。この繊細な手細工に宝飾品は、今もなおボヘミア地方で継承されています。
チェコの特産品として有名なクリスタルグラスの精緻な彫刻技術はボヘミアン・ガーネット宝飾品の職人キャスパー・レーマン(1570〜1622年)によって完成されました。ボヘミアン・ガーネットのカット技術が、クリスタルグラスの技術を生んだのです。


「ボヘミアン・ガーネットは、私達の愛と誇りの象徴です、とヨーロッパの婦人達はほほえみと共に、長い歴史を生き抜いてきた自信をのぞかせます。ボヘミアン・ガーネットのアクセサリーは代々祖母から娘へと大切に伝承されてゆくのです。
ギルド加工(900の銀台に特殊な4ミクロンの金仕上げ)の為に長年使いこんだガーネットは、表面の金の光沢が薄れ銀台の光沢が浮きでてきます。その為にガーネットの石が光り輝き燃える瞳の様に輝いてきます。現在世界中で古いガーネットは、アンティーク商品として長く使いこんだもの程重宝がられています。
